【2019年2月撮影記：7206列車（親鼻鉄橋 デキ102）】
2月初旬の秩父、鉱石貨物を一日追い掛けたものの、この日の撮れ高はイマイチで気持ちはモヤモヤ。
この時期良い光線が期待できる7305も、来てみれば罐はデキ301で消化不良は収まらない。
陽も傾きはじめ、夕空は期待できそうなので親鼻鉄橋のシルエット狙いで上長瀞へ向かう。
上長瀞着は16時半、7206の通過時刻まであまり間もないが、既に河原には先客が数名。
シルエットであれば先客が構図に入ってもほとんど目立たないので、先客の後方の川面を取り入れた構図で三脚を立てる。
ここまでバタバタしていて気が付かなかったが、ファインダーを覗くと…
まもなく線路を鳴らして現れた7206の機関車を夕日が貫く。モヤモヤした気持ちを吹き飛ばす一枚が一日の最後にやってきた。
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